こんにちは、ひろむです。
今日はHSPの人がより良く生きるためのコツについて紹介します。
今日のテーマは感情についてです。
僕がこれまでどのようにして、HSPと向き合ってきたのか、それについて話をしていこうかなと。
Contents
HSPの人が辛いのはなぜなのか?
「そもそも、なぜHSPの人が辛いのか?」
これについては、色んな本で書かれているように、「あらゆることを敏感に気づいてしまう→頭の中で情報が処理しきれなくなる→疲労困憊する」ってのが大まかな流れです。
つまり、本質的に考えれば、「何も気づかなかったら、疲れることはない」という話になります。(まあ現実的にそれが無理ではあるのですが。。。)
ですが、HSPの人はあらゆることに気が付きやすいわけです。
なので、気がつかないことを、気がつかないフリをするというのは無理になります。
超鈍感で、空気が読めなかったり、他の人の気持ちに気付けない人が、死ぬほど努力をして、「気が利く人間」、「気付ける人間」になることはできます。
でも、その逆は無理なわけです。
じゃー、どうすればいいのか?
それは、心のシャッターを作るしかないわけです。
普段だったら、気づきそうなところでも、頭を空っぽにして、敢えて自分を鈍感にする。
そして、気づいたとしても、その感情を殺す。
心のシャッターを下ろした時点で、鈍感になるので、敏感にあらゆることを察知することはなくなります。そして、気づいたとしても、感情を殺す。
HSPの人ならこれを、無意識のうちに、ちょいちょいやってるかと思います。
で、ここからが今回の話の肝なのですが、
HSPの人は「心のシャッターを下ろして、感情を殺しすぎ」の人と、「心のシャッターを解放しすぎて、敏感になりすぎ」って人がいます。
これどちらか両極端に行きすぎると、毎日が苦しくなります。
心のシャッターを下ろし、感情を殺す→やりすぎると鬱になる
HSPが追い込まれて、心身崩壊するパターンがこれです。
仕事が辛すぎたり、毎日が苦しいんだけれども、心のシャッターを下ろして、感情を殺しまくって、なんとか持ちこたえているパターン。
本当は限界なんですけど、自分もあまりそれに気づいてない状態。
ただ、感情を殺すと言っても、その感情をスッキリ0にすることはできません。
感じないようにしてるだけで、自分の中には少しずつ蓄積されてます。
だからこそ、ストレスになるわけです。
徐々に徐々に体に蓄積されていく。。。。。
それで、限界が来た時に、大爆発。
うつ病とか、失神とかそういう形で現れます。
なので、心のシャッターを下ろしすぎ、感情の殺しすぎの方は、定期的に感情を解放する癖を身につけると良いです。
(まあ、これがストレス発散という形で現れてくることもあるのですが、その感情と向き合わないと、どんどん蓄積されてくわけです)
心のシャッター解放して、超敏感になる→思考と迷いが働いて、行動できなくなる
書店のHSP関係の本を読んで、「なるほど!自分が感じたことをそのまま表現すればいいのか!心のシャッターを下ろさずに、敏感なままでいいんだ!」と感じる人もいるかもしれません。
ですが、僕はこれについて少し懐疑的です。
というのも、HSPであれば、ある程度心のシャッターを下ろさなければ、この現実社会で生きることは不可能だと思ってるからです。
人と話せば疲れますし、傷つくことだってあります。
傷つけることもあります。
心のシャッターを完全解放したら、あらゆる情報を敏感に受け取りすぎてしまい、逆に苦しくなることが目に見えています。
感情を解放しまくりたいのであれば、山にこもって、仙人みたいな生活をしな限り無理でしょう。。
でも、HSPの人は普通の人よりも、他人の苦しみとか他人の感情を敏感に感じてしまうわけです。
他の人が、30の辛さであるところを、HSPの人は100くらいの辛さになったりします。
だから、仕事をしている時に、周りの感情を拾いすぎてしまうと、何も動けなくなったりします。
HSPの最大の弱点は迷い。だからこそ、感情とのバランス。
で、HSPの人であれば、心のシャッターを下ろしたり、感情を殺すことは定期的に必要なのかなと考えてます。
特に何か目標を達成したいとなった際に、HSPの人は迷いまくります。
思考の無限ループが始まりますから。
「迷ってしまって、考えてしまって、全然進まない・・・・・」
まあ、やりたくないことはやる必要はないんですけどね。
嫌なことを無理してやれって話ではなく、
「やらなきゃいけないんだけど、迷ってしまう、気分が乗らない」
こーいう時はもう、心のシャッターを下ろして取り組む必要も出てきます。
そして、感情を殺したり、心のシャッターを下ろしたら、しっかりと後で、その感情を解放しましょう、向き合いましょう。
大事なのはバランス。2つなければ、生きていけない
大事なのは2つのバランスです。
感情を殺しすぎても、鬱になります。
感情を解放しすぎても、迷いが生まれて、行動できなくなります。
この現実社会で生きていくためには、この2つが絶対に必要です。
そして、大事なことが、「感情を殺したり、心のシャッターを下ろす」ことに罪悪感を覚えないということです。
時にはそのせいで、人に冷たくしてしまうこともあるでしょう。
でも、それは自分を守るためにある。
自分を守るために、心のシャッターがある。
もし、心のシャッターがなければ、速攻で死ぬ自信がありますw
多分、敏感になりすぎて、パニック起こしまくって、倒れるのかなと。
だからこそ、自分を守るためにある。
決して悪いものじゃない。
もしかしたら、感情を殺して、人を傷つけてしまったことがあるかもしれない。
冷たくなってしまい、今の自分とは全然違う自分になってたこともあるかもしれない。
でも、それは自分を守るためにあったとしたら。
なるほどそうだったのかー、と僕は思うこともあります。
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