こんにちは、ひろむです。
今回は僕が早稲田に入ってから、大学の勉強を全て捨てた理由について話していきます。
ちなみに、僕はたまに読者さんとお会いしたり、知り合いの経営者の方から、
「早稲田か、俺とは次元が違うなあ」
「大学でもずっと勉強してたんでしょ?」
と言われることが非常に多いです。
ただ、一応言っておくと、僕は大学で全く勉強してないんですよね。
遊びまくってる大学生と同じくらい勉強してません。
単位を取るために最低限の成績は取って逃げ切る。
この戦略でずーっと生き延びてきました。
ただ、僕は勉強が決して嫌いだったわけではなくて、むしろ、勉強が好きでした。
大好きだった統計学や経済学の勉強を辞めたわけです。
じゃー、なぜ好きだった勉強を辞めたのか?
それについて今日、話していきたいと思います。
Contents
僕は統計学と経済学を勉強したくて研究室に入りました
僕はもともと大学に入って興味を持って行ったのは、「統計学」でした。
というのも、統計的な分析手法は論文を読むのに役立ちますし、研究に必要な思考法が身につくと思ったからです。
僕は文系だったのですが、なんとかして「統計学」の研究室に入ることになります。
ただ、僕はここで次第にある違和感を感じるようになります。
それは「予想以上に頭の良すぎる人たちがたくさんいる」という事実です。
例えば、本当にぶっ飛んだ人だと、朝から晩まで必死に論文を毎日読み続けたり、プログラムを組んで勝手に論文を書き始めたりします。
また、論文執筆のために平気な顔をして200人にアンケートをお願いして、サンプルを集める人もたくさんいました。
こーいう人たちを見ていると、「あ、僕はこんなにストイックにできない」と思ったのです。
ただ、この時は少しショックだったことを覚えています。
「僕レベルの頭脳じゃ、研究者になるのは無理だ・・・」
と悟ったからです。
周りを見渡せば、自分よりも優秀な人間がずらりといる。
そして、どれだけ頑張っても、彼らに追いつくことができない。
それは、彼らが凡人や秀才を超えた天才タイプだからです。
僕が1週間で理解するところを、彼らは1日で理解してしまう。
僕が1日かけて理解するところを、彼らはたったの1時間くらいで理解してしまう。
完全に実力の差を見せつけられたのです。
「自分には勉強しかないと思っていたのに、全然、自分は優秀じゃなかったんだ・・・」
とこの時気づきます。
僕は小中高、勉強以外に何もやってきませんでした。
勉強でしか、自分の存在意義を見出せなかったのです。
良い点数をテストで取れば、注目されます。
「ひろむ君は頭がいいんだね!僕にも勉強を教えてくれ!」
こう言われることで僕は自分の承認欲求を、
満たすことができなかったのです。
そして、この時に僕は強烈な勉強コンプレックスになります。
「なんで、今まで自分は頭が良いと思い込んでたんだろう・・・」
と絶望することにもなります。
今まで頑張ってきた勉強。
唯一自分の承認欲求を満たすことができた勉強。
それがもはや通用しない環境。
どれだけ勉強を頑張っても、
優秀と言われることはない。
「僕は一体、何のために勉強をしているんだろう」
そんな風に、気づくことになりました。
そして、この頃から自分が凡人以下の劣等生であるということにも気づくようになったので、だんだんと統計学への興味が失せていきました。
勉強では絶対に彼らに勝てない・・・
そう思った僕は、バイトや就活で頑張ろうとこの時に思うようになります。
バイトをクビになり就活もうまくいかず絶望する日々
「勉強はうまくいかなかったら、バイトで頑張ろう!」
そんな風に思った僕でしたが、ここからが地獄の始まりでした。
バイトでは本当にミスを連発し、
ひたすら怒られ続けたのです。
・マルチタスクが壊滅的にできない。同時に指示されたことをこなせずに怒られる
・仕事が遅すぎて、プレッシャーを感じると、ミスを連発
・イライラしてる上司や先輩がいると、自分もぐったりして疲労困憊
しかも、僕が取り組んだのは決して難しいアルバイトではありません。
比較的、「簡単」で「楽」と呼ばれているコンビニやスーパーのバイトでした。
ですが、僕は全く仕事ができませんでした。
プレッシャーを感じてしまったり、
誰かイライラしている人がいると、
頭が真っ白になり、動けなくなるのです。
例えば、レジに袋詰めなどをしていても、
イライラしたお客さんがいると、
怖くなってしまい、
「早く終わらせなきゃ・・・・」
と思ってしまう。
そうやって焦るからこそミスを繰り返す。
そんな状態だったので、本当に何回も、
上司から怒られ続けていました。
「なんでこんな簡単な仕事が君はできないの?」
「この仕事もできないようじゃ、他にいっても通用しない」
ずーっとこんな風に言われていました。
この時の僕の精神状態は本当にしんどくて、
「ああ、なんて自分はダメな人間なんだろう・・・」
「本当に自分は使えない。。」
と自分で自分を責め続けていました。
もういやだ・・・
苦しい、苦しいよ・・・
こんな状態だったので、何回も連続でバイトをクビになります。
勉強もダメ、
アルバイトもダメ。
僕は絶望しました。。。。
「もう自分なんかが生きてても意味があるんだろうか?」
「死にたい・・・・・」
そんな風に考えることが増えていきました。
次に僕は「じゃあ、就活だけは真面目にやろう、、、将来を真面目に考えないとだし。。。」と考えて、就活は熱心にやることにしました。
ですが、就活を始めてから、社会の現実に直視することになります。
OBや先輩の話を聞いても、絶望している人しかいなかったわけです。
「上司がウザすぎて仕事を辞めたくて死にそう」
「長時間残業するのに安月給で将来が見えない」
「自分が生きている意味がわからなくなる」
ほとんどの人がこのように話すわけです。
実際に、満員電車を見たら、みんな死にそうな目になってるし、本当に生きるのが苦しそうな人たちしかない。
少なくとも会社の仕事にやりがいを持っている人は皆無。
「バイトの仕事すらできない自分が、会社の仕事をこなせるのかな・・・・」
僕はずーっと不安になっていました。
すると、その時から、僕は、「大学生活を普通に過ごすこと」に対して、強烈な違和感を感じるようになるのです。
僕はアルバイトの仕事すら全くできない。
そんな自分が会社に就職して、何十年間も働き続けることなんて、できるんだろうか?
本当にこの先、ずっと会社で働けるんだろうか?
勉強もうまくいっていない。
バイトもうまくいかない。
就活もうまくいかない。
こんなダメな自分が・・・・・
このままで本当に大丈夫なんだろうか?
僕は考えれば考えるほど、怖くなって行きました。
でも、僕には手段がありませんでした。
一体何をすればいいのか全くわからなかったのです。
「俺は一体、どうすればいいんだろう・・・・・」
結局、僕はひたすら迷い続けて、ただ迷い続けました。
どうすれば、自分の人生が変わるのか全くわからなかったからです。
ふつふつとしたエネルギーは溜まってるのに、もどかしくなる。
そんな時に出会ったのがネットビジネスでした。
僕の人生を変えたネットビジネスとの出会い
僕が’(超胡散臭い)ネットビジネスに出会えたのは幸運だったなと思います。
全く仕事もバイトもできない。
勉強でも成果を残せそうにない。
これから始まる会社生活に絶望している。
そんな時に僕が出会ったネットビジネスは本当にぶっ飛んだ世界に見えました。
もちろん、出会った当初から、「これで稼いで・・・」とは流石に思いません。
当時は、そんなに稼げる自信がなかったし、怪しいとしか思ってませんでしたから。
「でも、これでもし稼ぐことができたら・・・」
そんな思いで始めたネットビジネスでしたけど、次第に収益は伸びていきます。
「おっしゃ!今月は1万稼いだzeee」
と喜んでる時もありましたし、
参入して4ヶ月くらいで4万ほど稼ぐことができました。
そして、僕はずーっとネットビジネスに没頭していきます。
もう楽しくて仕方がなかったわけです。
ブログ記事を書いたら商品が売れたり、読者さんから感謝の声が来たりとかして、何かしら反応があります。
そして、読者さんとメールで関わることで、初めて「世界と繋がる感覚」を手にしたように思います。
自分の読者さんがどんなことを考えて、日々何に悩んで、何で苦しんでいるのか?
それらの声を直接聞くことができたのです。
そこで、僕は「自分が社会の中で生きていて、世に何かを送り届けている」とすんなり納得したのです。
「おっしゃ!この調子でビジネスを続けていって、稼ぐzooooo」と思っていた頃、僕はある選択を迫られることになりました。
大学で統計学を学ぶために、研究室に入ったのですが、あまりにもネットビジネスに時間を割きすぎたため、勉強が全く疎かになったのです。
具体的には・・・・・・
・毎週、研究室で授業があったのに、1ヶ月に1回しか行かない
・学内で発表するための論文執筆を完全放置
・毎週やってくる宿題を赤点ギリギリで回避する
ネットビジネスが楽しすぎて、大学の授業に時間を割く余裕がなかったのです。
そんな時に、僕は教授から呼び出されました。
この時、僕の胃がキリキリ痛みました。
まるで、バイトでお客さんから必死に怒鳴られている時のような感覚。
僕はこれから迫りくる恐怖に耐えられませんでした。
「教授から何を言われるのだろうか???」
選択の時。「ネットビジネスと学問のどっちを選ぶ?」
「最近、授業にも出れてないし、課題も全然だし、このままだとろくな評価を与えられないぞ」と告げられたわけです。
もちろん、留年するレベルで成績が悪かったわけではないのですが、
・全く授業に行けない
・研究室の同期とも関わることが減った
という状況だったので先生がこう話してくれたわけです。
「別に留年させるとは言ってない。ただ、どっちなのかハッキリしてほしい。君はこれまで通りの成績を取るために勉強を頑張るのか?それとも、赤点ギリギリで過ごすのか?」
「もちろん、それでも構わない。君がよければ、そのクオリティでも別に良い。ただし、私から何かを言うことはもうないし、研究室のメンバーとも仲は悪くなるぞ。君はどっちがいいんだ?」
研究室に呼び出された僕は思わず黙り込んでしまいました。
元々は、統計学を本気で学びたくて今の研究室に入って、先生にもその熱量を伝えていました。
だからこそ、ある程度、(その熱量を)期待されていたわけです。
「僕はこの研究室に入って、色々と統計を勉強したいんです!」と大学に入ったばかりの頃はその先生に伝えていましたから。
ただ、実際に今となっては・・・・・・
ネットビジネスと勉強の両立が全くできない状況。
僕「・・・・・・・・」
先「君はそもそもどうしたいんだ?」
僕「・・・・・・・・」
僕「今は別にやりたいことがあるので、そっちに時間を割きたいと思ってます。勉強の方は疎かになるかもしれませんがすみません。色々と誤解させてしまって申し訳ないです」
先「・・・・・・。わかった、なら提出する論文も私の確認をしなくて構わない。卒業までに出してくれればOKです」
僕「わかりました。。。ありがとうございます」
僕はネットビジネスを選びました。
挫折したとは言っても、コツコツ続けてきた勉強を諦めたわけです。
この日以降、僕は大学の勉強を完全に捨てました。
ある意味、苦渋の決断でした。
もともと、人にはっきりと意見を言うことが、
苦手だったと言うのもあります。
ですが、それ以上に、大学での勉強を捨てて、
それをネットビジネスにつぎ込むと言うのは、
本当に怖かったからです。
「本当にこんなことして大丈夫なのだろうか?」
「怪しいネットビジネスなんか続けていいのかな?」
「大人しく大学の勉強をやった方がいいのでは?」
こんな風にずーっと思っていました。
僕は本当に不安でした。
ただ、この頃、僕が考えていたこととしては
・統計学を勉強しても、直接的な稼ぎには直結しない
・統計学的な思考はビジネスにも有用だが、数年で会社に就職することを考えると、今は一円でも多く稼ぐべき時
・大学の勉強に当てている時間を全てネットビジネスに投下した方が良い
・大学の勉強は金持ちになった後でもできる。でも、金持ちになるためには、ネットビジネスをやらないといけない
ということです。
仮に、統計学の勉強をミッチリやったとしても、会社を辞められるわけでもありません。
別に研究者としての道が開けるわけでもありません。
そう考えた時に、自分は「大学の勉強なんてやってる場合じゃねえ」ということに気づいたのです。
ただ、こうは言っても本当に不安でした。
周りのみんなは一生懸命、勉強を繰り返している。
卒業論文を必死になって書いている。
自分は何も勉強していないから、会話に入っていけない。
授業の内容もいまいちピンとこない。
僕は1人で怪しいと言われているネットビジネスに1人で取り組んでいる。
どこからか、僕がネットビジネスをやっていることを聞いた人が、
「あいつは人生終わった」
「宗教にハマってる」
「怪しいことをやって稼いでるらしい」
ということを言ってるのも聞きました。
気づいたら、研究室のメンバーと、
話すこともなくなって行きましたし、
仲良くすることも減っていきました。
そこからは、結局、大学の勉強は赤点ギリギリで単位を取り、ひたすらサイトを作り続けました。
ネットビジネスに全力投球です。
だからこそ、僕は卒業旅行にも行きませんでした。
(一緒に行く友達がいなかったってのもある)
大学4年生では1回も友達と遊びませんでした。
(1人で家でコソコソサイトを作ってました)
卒業式には、作業をしすぎて、遅刻しました。
(一緒に行く友達もいなかったンゴ)
やるからには徹底してやりました。
もちろん、1日何十時間とかではないんですけど、毎日コツコツ作業していた感じです。
もちろん、時には思うようにいかないこともありました。
家で毎日作業をしてるのに、全然利益が出ない。
バイトをせずに、必死に作業してるのに、利益が出ない。。
「なんでこんなに頑張ってるのにうまくいかないんだよ・・・」
と布団の中で1人で泣いてしまったこともありました。
周りのメンバーが卒業旅行を楽しんで、
一緒に友達と授業を楽しみながら受けて、
恋人同士で楽しく過ごしている中、
自分は「怪しい」と言われているネットビジネスに、
1人で黙々と取り組んでいる。。。。
母親にも言えない・・・
友達にも言えない・・・
恋人にも言えない・・・
誰にも言えずに、1人で全てを抱え込みながら、作業し続けていました。
だから、本当に孤独で、不安でした。
「こんなバカなことして稼ぐなんて無理なんじゃ・・・」
「仕事ができない自分がこんなことで稼げるわけないだろう・・・」
僕はいつものように、自己否定のループにハマっていました。
僕が一番大っ嫌いだった、「自己否定」を気づいたら、
頭の中でグルグルと行っていました。
ただし、それでも僕はネットビジネスをやめることはありませんでした。
やりたくないことをやらない努力を積み重ねる
なぜ、僕がこんなに作業をしていたのかというと、答えは1つです。
二度とやりたくないであろう仕事がたくさんあったからです。
考えるだけで恐ろしくなるような仕事やバイト。
こーいうのをもう二度とやるかと心に決めました。
やりたくない仕事を二度とやらないために、努力をする。
僕が考えていたのはこれです。
やりたい仕事をやるとうよりも、この感覚に近いものがありました。
僕は実際にコンビニのバイトすらクビになってますし、仕事が壊滅的にできなかったので、会社に入ったら、恐ろしいことになるんだろうなとわかってました。
だからこそ、早めに手を打ちたかったのです。
HSPの適職とかを探すよりも、僕はこっちの方が100倍良いと思うんですよね。
例えば、Webマーケティングに精通すれば、IT系の会社には普通に声がかかるようになります。ありえな給料と待遇で、しかも在宅可能な仕事をオファーされたりするわけです。
僕はそれがわかっていたからこそ、ネットビジネスをやりました。
仮にネットビジネスが失敗して、食えなくなったら(100%ありえないですが)、そーいう会社からオファーをもらって、働けばいいやと。
そう思って、作業をしていました。
そして、実際にそのような声はたくさんきます。
僕自身は会社で働くというのは不可能ですし、面倒なので、お受けしていませんが、そーいうことだって可能であるというわけです。
そして、やりたくない仕事をやらないための努力を続けていると、「自分がやりたい仕事」、「自分が情熱を持って取り組める仕事」が見えてきます。
天職とかやりたい仕事ってのは、本当に行動しないと見えてこないと思ってます。。
取り組んでみてから、わかることだなと。
そして、僕自身、大学の在学中に、「学問」ではなく、「ネットビジネス」を選択して本当によかったなと思います。
もし、あの時にネットビジネスをやらず、学問に打ち込んでいたら、今の自分はいませんから。
HSPの研究も、今後行って行きたいと思います
そして、僕は今から、HSPの研究についても、始めて行きたいと思ってます。
エレインアーロン博士の論文とかも読んでるんですけど、HSPの研究ってやっぱり海外がメジャーなんですよね。
まだまだ日本では遅れています。
だからこそ、海外の論文をずーっと読んでるし、大学時代に使ってた統計ソフトとプログラムを引っ張り出して、使ってる感じです。
「統計ソフトなんて大学終わったらもう使わんw」と思っていたのですが、人生って本当にわからないなと。
「周りに比べたら、自分は勉強なんかできない方だ・・・
自分はどうせ劣等生だから・・・」
と悩みまくっていたこともありました。
なんで統計の研究室なんか入っちゃったんだろう。。。
こんなに苦しい思いを抱えて、コンプレックスまみれになって、
勉強をする意味ってあるんだろうか??
そんな風に悩み続けていましたが、
全ては今のためにあったんだなと、
ある時、気づきました。
お金を稼げば全てが自由です
そして、やっぱり改めて思うのが、お金を稼げば全てが自由になります。
その意味では、お金は最強です。
ふらりとどこかに旅行しても、誰にも何も言われないし、好きなように楽しめます。
1日中本を読んでいても、友達と遊んでても構いません。
それどころか、食事をしてる中でも、自分が作ったサイトから報酬が生まれるので、非常に心は安心します。
僕自身、こーいう生活を味わえるようになったのもネットビジネスのおかげです。
本当によかったなと今では思います。
もし、お金を稼いでなかったら、会社で仕事ができずに上司から怒鳴られ続ける、キレられ続けるという生活を送っていたと思います。
今ででは自分の好きな勉強をしてられるし、HSPの研究もできます。
1人でプログラムを使って計算し始めたりとか、学問をやるのも自由です。
新幹線にふらりと乗って、ふらりとホテルに泊まって、ぼーっとしたり、遊び続けたりとか、マジでお金を稼ぐと人生が変わります。
HSPの最大の薬はお金です。
生きづらい世の中を快適にするためにお金を稼ぎましょう。
そうしたら、本当に人生変わります。
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